ホイールメーカーが出しているカタログのスペック表には、ホイール全体の重量が記載されているはずです。
ホイールはリム、スポーク、ハブ、ニップルで構成された重量が載っており、クリンチャータイヤ専用だと、さらにリムテープとチューブ、タイヤの重さが加わります。
チューブレスとチューブラータイヤ専用ホイールはタイヤの重さだけが加わります。
マビックなどはタイヤの販売も手掛けているため、ホイール、チューブ、タイヤといった必要なパーツすべてを加えた重量でカタログに載っていますが、ほかのメーカーだと重量にリムテープを含むかどうかなど、基準が統一されていません。
例えばシマノのアルミクリンチャーホイールは、チューブレスタイヤ専用ホイール以外はリムテープを貼らなければなりませんが、カタログに載っている重量の数字はリムテープが含まれていません。
さらには、クイックリリースも含んでいる重量を表示しているところもあるかもしれません。
カタログにはホイール全体の重量が載っているメーカーが大半ですが、ホイールのどの部分を含めて総重量としているのかは、一定ではないのです。
ただ、カンパニョーロのホイールの場合には、リム、ハブを含めた重量になっていますので、カタログ的には信憑性はあります。
単純に正確な重量を知りたいのであれば、スペック表だけでは不十分で、自分で入手して計測をするか、既に使用している人に話を聞く、ブログやSNSを見るなどの手段をとらなければなりませんが・・・